手帳の申請手順と、必要なもの。

「手続きが大変そう」というイメージで、申請そのものを後回しにしている方も 少なくありません。実際にやることは4つのステップだけです。 手帳の種類によって診断書の取り方が違うので、そこを中心に整理します。

3種類の手帳に共通する、4つのステップ

どの手帳も、大まかな流れは同じです。

  1. 窓口で申請書類をもらう

    お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口で、交付申請書と診断書の様式を受け取ります。窓口に行かなくても、自治体のホームページから様式をダウンロードできる場合もあります。

  2. 診断書・判定資料を用意する

    手帳の種類によって、診断書を書ける人・判定の受け方が異なります(下の表を参照)。ここが一番時間のかかる工程です。

  3. 申請書類一式を窓口に提出する

    申請書・診断書(または判定資料)・写真(縦4cm×横3cm、原則1年以内に撮影したもの)などをそろえて提出します。

  4. 審査を経て、手帳が交付される

    おおむね2〜3か月ほどかかります。交付されると窓口から連絡が来て、受け取りに行く流れが一般的です。

窓口はお住まいの市区町村の障害福祉担当課です 「障害福祉課」「障がい福祉課」など、名称は自治体によって異なります。 迷ったら、自治体のホームページで「障害者手帳」と検索するか、 市区町村の代表電話に問い合わせると案内してもらえます。

手帳の種類によって、ここが変わります

一番の違いは、誰が診断書・判定資料を用意するかです。

手帳の種類 診断・判定 費用の目安 交付までの期間
身体障害者手帳 都道府県知事等が指定した「身体障害者福祉法15条指定医」 診断書費用の目安 5,000〜10,000円程度(自己負担) 申請から概ね2か月程度
精神障害者保健福祉手帳 精神保健指定医など。初診から6か月以上経過した時点の診断書が必要 診断書費用は医療機関により異なる。障害年金・特別障害給付金を受給中なら、診断書の代わりに年金証書等の写しで申請できる場合がある 紙形式で約2か月、カード形式で約2か月半
療育手帳 児童相談所(18歳未満)または知的障害者更生相談所(18歳以上)での判定 判定は無料の場合が多い(自治体により異なる) おおむね2〜3か月程度

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精神障害者保健福祉手帳は、初診から6か月待つ必要があります 精神障害に係る初診日から6か月以上経過していないと申請できません。 診断書も、その6か月経過後の状態で作成されたものが必要です (→ 詳しくは「誰が取得できるか」)。
身体障害者手帳の診断書は、誰でも書けるわけではありません 都道府県知事等が指定した「身体障害者福祉法15条指定医」でなければ、 手帳のための診断書は作成できません。かかりつけ医が指定医とは限らないため、 先に窓口で指定医を確認しておくと二度手間になりません。

共通して必要になるもの

  • 交付申請書 — 窓口またはホームページで入手
  • 診断書・意見書、または判定資料 — 手帳の種類ごとに異なる(上表参照)
  • 写真 — 縦4cm×横3cm、脱帽・上半身、原則1年以内に撮影したもの
  • マイナンバーが分かるもの — 自治体によって求められる場合がある
必要書類は自治体によって差があります ここに挙げたものは一般的な例です。追加の書類を求められることもあるため、 申請前に一度、お住まいの自治体の窓口かホームページで 最新の案内を確認することをおすすめします。

手帳が届いたら、たとえばこんな場所が無料になります

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よくある質問

お金はどれくらいかかりますか?

手帳の発行そのものに手数料はかかりません。かかるのは主に診断書の作成費用です。身体障害者手帳は5,000〜10,000円程度が目安とされています。精神障害者保健福祉手帳は、障害年金を受給中であれば年金証書の写しで代用でき、診断書代がかからない場合があります。療育手帳の判定は無料の自治体が多いですが、詳しくはお住まいの自治体にご確認ください。

精神障害者保健福祉手帳は、年金証書があれば診断書はいらないのですか?

障害年金または特別障害給付金を受給している場合、診断書の代わりに年金証書等の写しで申請できる場合があります。ただし年金の等級と手帳の等級が必ず一致するとは限らず、追加の書類を求められることもあります。窓口で先に確認しておくと二度手間になりません。

窓口に行かないと申請できませんか?

多くの自治体では窓口への提出が基本ですが、申請書類の様式をホームページからダウンロードできたり、郵送での提出に対応していたりする自治体もあります。オンライン申請への対応状況は自治体によって差があるため、お住まいの自治体のホームページで確認するか、窓口に問い合わせるのが確実です。

自分の代わりに家族が申請できますか?

できます。多くの自治体で、家族などの代理人による申請を受け付けています。委任状が必要かどうかは自治体によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

手帳をもらうまで、どれくらい待ちますか?

どの手帳もおおむね2〜3か月程度です。診断書の内容について自治体から医療機関へ確認が入る場合は、さらに時間がかかることがあります。急ぎで必要な予定がある場合は、早めに申請しておくことをおすすめします。

一度申請して認められなかったら、もう申請できませんか?

そのようなことはありません。症状や生活への制約の程度は変化するものなので、状態が変わったタイミングで再度申請することができます。まずは主治医や窓口に相談してみてください。

出典と最終確認日

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このページの情報は 2026-08-20 に公式サイトで確認しました。 必要書類・費用・オンライン対応の有無は自治体によって異なります。 実際の手続きは、お住まいの自治体窓口へ直接ご確認ください。